2024.09.20更新

上池袋整骨院の平賀です。

 

ロサンゼルス ドジャースの
大谷翔平選手が
50本塁打/50盗塁の
「50-50」を達成しました。

前人未到の大記録達成が
我が日本人であることに
誇りを持つと共に、
地球の裏側ながらも
その瞬間に生きられている事が
幸せに感じます。

大谷選手は打者としても一流ですが、
投手としても世界屈指の剛腕です。
160km/hを超える直球は
ドジャースの戦力ですから、
「投手大谷」の来年以降の復活にも
期待されます。

そんな大谷選手が投手として
戦線離脱をしてしまっているのは
肘の靭帯が切れてしまう怪我です。
具体的には千切れてしまった肘の腱を
反対側の手首から移植して繋ぎ合わせる
手術によって回復を待たれます。

そもそもとして
大谷投手の肘の腱は
本人のポテンシャルの高さから
衝撃を耐え切れなかった事が
怪我の理由なのではないかと考えます。

腱は筋肉のように鍛えても強くなりません。
そのため強度が高い反面、
衝撃が許容値を超えた途端に
千切れてしまいますし、治りにくいです。
ただ反対を言えば、
鍛えて強化できるのであれば、
鍛える価値があると言えます。

アスリートがトレーニングをする意義は、
パフォーマンスを上げることではなく、
高いパフォーマンスに耐えられる
身体の強度を高めるためにあります。

皆さんもジムに通って
トレーニングをされたとしても、
それは日常生活動作の向上なのではなく、
その動作を繰り返しても壊れない体づくりです。
皆さんの体は運動能力よりも強度の低さが
圧倒的に色濃くなっています。

ぜひ今日からの運動体操は、
身体をより動かせるためではなく、
身体を強く守るためのものとして
頑張ってください。


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投稿者: セントラル整骨院